卵子は年齢と共に数が減り質が低下しますが、妊娠に向けて卵巣機能を調べる方法はありますか?
AMHという方法がよく使われています。
AMHという血液検査があり、よく使われています。保険適用はされませんが、昔に比べてかなり安くなってきたんで、昔は7000円ぐらいだったんですけど、今は施設によって違いますが、5000円~1万円ぐらいでやってるところもありますね。不妊クリニックなどでも行われています。他のホルモン検査もありますけど、年齢とともにどのぐらい卵巣の機能があるかどうかを見るのはAMHがよく使われてますよね。
AMH
AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。その値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。AMHは卵巣予備能の目安となる評価指標で、不妊症治療領域では近年話題になり注目されてきております。卵巣予備能とは、卵巣の中に残っている卵子の目安のことです。
2022年4月からの不妊治療保険適用拡大しましたが、超音波下子宮卵管造影(フェムビュー)、AMH、風疹抗体検査、感染症のスクリーニング検査などは保険適用ではないため、自費診療となります。