ピルはいいもの?

小野寺沙恵
ピルって悪いイメージになってしまってるように感じますが、他の呼び方はありますか?
金山先生
ピルではなく、LEP(Low(低用量)のE(エストロゲン)P(プロゲスチン(プロゲステロン))という言葉が広まると良いかもね

医学的な話で、避妊の時に使う場合はピルと言うけど、PMSとか月経不順とか生理痛の改善とかにはピルという言葉は使わないで、「LEP(レップ)」と言っています。LEPとは、L(低用量)E(エストロゲン)P(プロゲスチン(プロゲステロン))。

医療者は、LEPという言葉をよく使ってますね。これからは、LEPといったほうが、みんなわかるんじゃないですかね。低用量のエストロゲンとプロゲステロンなのねって。

中高年の人たちはピルという言葉に抵抗がありますね。ピルは女性ホルモンというのが日本でももっと浸透すれば良いんだけどね、欧米の人たちはQOLを高めるものとしてピルを使っています。日本は特殊なものと思っている人が多いですね。

女性ホルモンとは

女性ホルモンは大きく分けて、エストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)に別れます。サイト内で使う「女性ホルモン」はプロゲステロンとの比較関係がない場合「エストロゲン」を指します。

また、エストロゲンは、エストリールとエストロダイエルとエストロンの3つの総称です。それに対する黄体ホルモンはプロゲスチンです。プロゲステロンというのは、プロゲスチンの1種です。 エストロゲンに対する黄体ホルモンの総称はプロゲスチンですが、サイト内では、「プロゲステロン」を使用します。

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