- 2022-07-05
- 2022-05-29
膀胱炎も産婦人科ですか?
インタビュアー 膀胱炎も産婦人科ですか? 金山先生 更年期以降の人はぜひ、産婦人科に来てもらいたいですね 膀胱炎には細菌性でなくエストロゲンの減少によって起こる無菌性の膀胱炎もあります。例えば、閉経後にエストロゲンが減ることで、起こる膀胱炎のような刺 […]
インタビュアー 膀胱炎も産婦人科ですか? 金山先生 更年期以降の人はぜひ、産婦人科に来てもらいたいですね 膀胱炎には細菌性でなくエストロゲンの減少によって起こる無菌性の膀胱炎もあります。例えば、閉経後にエストロゲンが減ることで、起こる膀胱炎のような刺 […]
インタビュアー 産後鬱になりやすい人は更年期障害にもなりやすいという話を聞いたのですが、関連はあるのでしょうか? 金山先生 関連はないです エストロゲンが少ないという状況で症状は似てはいますが、産後鬱と更年期障害は別の問題と思います。
インタビュアー 閉経しても産婦人科で診てもらう事はできますか? 金山先生 もちろんできますよ。(笑) たしかに、閉経したら産婦人科は関係ないと思う人が多いみたいだけど、産婦人科学会でも閉経後の女性の健康管理をもっと積極的にやりましょうということで動い […]
インタビュアー エストロゲンで予防できる病気 金山先生 更年期症状、脱毛、皮膚の若々しさ、みずみずしさ、シミ・そばかす、シワ、血管の老化防止、動脈硬化、高脂血症、子宮脱、骨盤性器脱、のぼせ、ほてり、認知症、骨量の維持、子宮、腟の老化防止、乳房の美しさ […]
インタビュアー 閉経後に女性ホルモンが戻るというのはありえないですか? 金山先生 ありえないですね。 早発閉経の場合、閉経直前までに治療すれば排卵をすることはあります。まれに排卵誘発剤で排卵する人はいます。(自己免疫疾患や、遺伝的なところが原因だと考 […]
インタビュアー 更年期と症状が似ている気を付ける病気はありますか? 金山先生 産褥期と早発閉経ですね。 産褥期は生理的な更年期状態です。急激に女性ホルモンが減るので、更年期状態とも言えます。一般に分娩が終わってから、月経が再開するまで半年ぐらいなので […]
インタビュアー HRTはピルよりも女性ホルモンが少ないというのは、更年期に女性ホルモンを摂りすぎるのは良くないということですか? 金山先生 血管が老化しているので老化に合わせる必要があります 更年期のHRTというのは、女性ホルモンが激減するのを予防処 […]
インタビュアー 更年期になると何が起こるんですか? 金山先生 女性ホルモンが低下することによって高血圧、高脂血症、骨量の低下、筋肉量の低下、脱毛、シミそばかす、シワ、のぼせほてり、それから認知症、認知機能が低下しやすい HRTで女性ホルモンを補うと閉 […]
インタビュアー 腟トレは尿漏れや尿失禁に効果的だそうですが、その他ダイエット、女性ホルモンアップ、締まりがよくなる。と女性誌などで紹介されていますが、本当ですか? 金山先生 骨盤底筋を鍛えることはいいことですよね。ただ、骨盤底筋を鍛えても女性ホルモン […]
小野寺沙恵 専門的に診てもらいたい時は専門のところに行ったほうがいいんですか? 金山先生 特定の症状がある時は、それぞれの科に行ったほうが良いと思いますね。 ただ、更年期だとか、調子が悪くてどこに行って良いかわからないような時は女性外来に行くのがいい […]
小野寺沙恵 女性ホルモンが多いか少ないかはわかりますか? 金山先生 女性ホルモンが多いか少ないかっていうのは、周期と日数を聞けばわかっちゃうんです。 女性ホルモンが出てるかどうかという大まかなことは、生理周期と日数を聞けばわかります。女性ホルモンがち […]
小野寺沙恵 今のピルは低用量ということですが、もともと中用量だったのはなぜなんですか? 金山先生 製造技術が進んだということですね。 今のピルは低用量でも十分女性ホルモンと同等の作用があるものができるようになったので製造技術が進んだということですね。 […]
小野寺沙恵 男性ホルモン(テストステロン)を増やすことはできるんですか? 金山先生 注射によって補充します DHEA(デハイドロエピアンドロステロン)は、男性ホルモン・女性ホルモンの前駆体であって、男性においては男性ホルモンの間接的な補充になって、し […]
小野寺沙恵 恋愛すると女性ホルモンが増えるから恋愛しなよ。なんていいますが、それは間違ってないんですか? 金山先生 ときめくことでちょっと増えると思います 視床下部が刺激され、その結果、下垂体からLHやFSHの分泌が少し増えるかもしれません。更年期や […]
小野寺沙恵 大豆を食べると大豆イソフラボンで女性ホルモンは増えるんですか? 金山先生 大豆イソフラボンで女性ホルモンは増えません それはないです。ただ、構造が似ているので、少しはエストロゲンの作用はありますね。女性ホルモンを増やすという意味では、若い […]
小野寺沙恵 女性ホルモンが低いと鬱になりやすくなるんですか? 金山先生 女性ホルモンが少ないと鬱になりやすくなります 例えば、産後というのは、女性ホルモンがほとんどない状態で、急性更年期障害と同じ状態なんです。だから、女性ホルモンの減少によって精神的 […]
小野寺沙恵 低用量ピルの内服可能年齢はありますか? 金山先生 高校生ぐらいから、上は45歳まで エストロゲンとプロゲステロンがしっかり入っているのが低用量ピルで、更年期のHRTは低用量ピルの1/5ぐらいの量です。いつピルからHRTに変えるかというと4 […]
小野寺沙恵 ピルが悪いものではないということは、少しずつ理解されてきたと思うんですが、未だに「副作用が怖い…」と言う人も結構いると思うんですが、ピルって本当に大丈夫なのでしょうか? 金山先生 そもそもピルは女性ホルモンなんですよ まず、ピルってなにか […]